1990年代の半ばから2000年にかけてのキム○ク全盛の時代、自分は高校生から20歳までという、水を吸うスポンジのごとく何でも吸収してしまう年代でした。
1990年代半ば〜2000年はキム○ク全盛の時代と同時に、アメカジブームの時代でもありました。
ヴィンテージの501XXにRED WINGのアイリッシュセッター。
どこを見ても10代、20代の男子はそんなファッションをしていました。
また、現在は日本のドメスティックなブランドになっている各ジーンズブランドやアメカジブランドも、そういった時代に多数立ち上がっています。
多分に漏れず、自分もアメカジブームの多大な影響を受け、当時からジーンズにブーツというベーシックなファッションを好んで愛用していました。
それから十数年経った現在も根本的な趣味趣向は変わらず、愛用するブランドが変わっただけで基本的には同じです。
そんな現在の自分が、大好きで愛用しているブランドが「HEAVY GAUGE」です。
元々は「LYNCH SILVERSMITH」のウェアラインとして立ち上がったブランドですが、現在は厳密には「LYNCH SILVERSMITH」からは独立したブランドになっています。
コテコテのアメカジブランドでもなく、ジャニーズのような日本における所謂モテ男が好むようなブランドでもありません。
キメるわけでもなく、崩すわけでもなく、作り手の趣向やコンセプトを落とし込みながらも、ただ毎日着用する衣類として在ります。
ヤレることが、汚れることが、薄れることが格好いい。
経年による変化を楽しむ事も出来ますが、ただ単純に何も考えず着続け、着る人の全てが染みこんでこその "経年変化" です。
オシャレな街のオシャレなショップには売っていません。
少し汚らしい、少しいかがわしい、少し独特な雰囲気のあるお店で売っています。
一時の流行廃りに捕らわれないオトコに着て欲しいブランドです。


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